プレゼン資料を映えさせたい、教材を耐久性あるものにしたい、あるいは趣味の作品をきれいに保護したい―そんな時、どこで手軽にラミネート加工を行えるか、お探しではありませんか？
多くの方がコンビニでの加工を思い浮かべるかもしれませんが、実はコンビニではラミネート加工は行えないのが現状です。しかし、100円ショップではラミネート加工に必要な道具を手軽に手に入れることができます。
この記事では、コンビニでのラミネート加工ができない理由と、100円ショップの便利なアイテムやプロのサービスを用いた方法まで、あなたのニーズに合わせた様々なラミネート加工の選択肢をご紹介します。
コンビニのプリンターでのパウチ加工は可能か？
最近、コンビニのプリンターは多機能型へと進化し、様々な機能を提供しています。
そこで、これらのプリンターを使ってパウチ加工が可能かどうかを実際に調べてみました。
調査の結果、残念ながらコンビニのプリンターでのパウチ加工は不可能であることがわかりました。
コンビニのコピー機でできるかと思われることもありますが、実際にはパウチ加工やラミネート加工のサービスは提供されていません。
さらに、ラミネートに必要なフィルムの販売も行っておらず、これらの商品は他の店舗で購入する必要があります。コンビニはさまざまな便利さを提供していますが、ラミネート加工に関しては期待せず、他の方法を探す方が良いでしょう。
100円ショップのラミネートフィルムで手軽にDIY！
少量のラミネート加工を行いたい場合、高額なラミネーターの購入は不必要かもしれません。
そのような時に便利なのが「100円ショップで販売されているラミネートフィルム」です。
このフィルムは、機械を使用せずに手作業でラミネート加工を行うことが可能で、手軽に購入できる上にコストも抑えられます。
現在の私の状況は以下の通りです：
- 注文しても数日かかり、急ぎのニーズがある。
- 簡単で手軽な方法を求めている。
- コストを抑えたい。
- 頻繁にラミネート加工をするわけではなく、ラミネーターの購入は考えにくい。
これらの要件を満たす方法として「自作ラミネートキット」が考えられ、ダイソーで見つけることができました。
民泊でのラミネートの機械買わなくても大丈夫！
Daisoの手貼りラミネートフィルムで全然大丈夫🫰
A4サイズで印刷物はB5がよいうしゃさん@ushamy0301 に教えてもらいました✨
ありがとうございまーす❣️ pic.twitter.com/UnakkGFNBC— ココ@民泊(もう少しでオープン？！)&目指せ大家 (@koko__7676) December 23, 2023
この「手貼りラミネートフィルム」を使えば、フィルム間に用紙を挟んで空気を抜きながら貼り付けることで、簡単にラミネート加工が可能です。
名刺サイズからA4サイズまで幅広いサイズに対応しており、個人的な使用や小規模なプロジェクトに最適です。
使用方法は以下のように簡単です：
- 薄いフィルムを上にして平らに置く。
- 薄いフィルムを慎重に剥がし、開く。
- 加工したい面を下向きにして厚いフィルムの上に配置する。
- 両方のフィルムを重ねながらゆっくり貼り合わせ、空気やホコリが入らないように注意する。
- より小さい原稿の場合、フィルムの周囲をカッターでカットする。
これでラミネート加工が完了する。
「手貼りラミネートフィルム」の実用性と注意点
実際に「手貼りラミネートフィルム」を使用してみた結果、フィルムの薄さにも関わらず十分な機能性があることに満足しています。
しかし、フィルムの薄さが耐久性に影響する可能性があり、折り曲げると剥がれるリスクがあるため、扱いには注意が必要です。
ラミネートの耐久性を向上させるコツ
耐久性を向上させるためには、粘着力の強い厚いフィルムを2枚重ねて使用すると良いでしょう。
この方法では、少しのコツと慎重な作業が必要になりますが、問題なく張り合わせることができます。
特に耐久性に不安を感じる場合は、この方法を試してみることをお勧めします。
ホームセンターでのラミネートサービスの有無
もう少し品質にこだわりたい人には、ホームセンターで材料を購入するのもおすすめです。
カインズやコメリなどのホームセンターではラミネート加工のサービスは提供されていませんが、ラミネート加工に関する商品はホームセンターで広く取り扱っているため、購入して自宅で加工することが可能です。
自宅でのラミネート加工の方法と手順
自宅で簡単にラミネート加工を行う方法をご紹介します。
まず、必要なのはラミネーターとラミネート用フィルムです。
ラミネーターはホームセンター、家電量販店、またはインターネット通販で簡単に購入でき、価格は比較的手頃な1万円以下のものが多いです。
ラミネート加工の基本的な手順は以下の通りです：
- ラミネートフィルムに加工したい素材を挟む。
- ラミネーターを予熱する。
- ラミネーターで素材を通して加工する。
また、アイロンを低温設定で使用してラミネート加工を行う方法もあります。
この場合、キッチンペーパーやハンカチなどの当て布が必要となります。
しかし、アイロンを使う方法はラミネーターを使うより均一なプレスが難しく、仕上がりが波打つことがある点に注意が必要です。
専門店によるプロフェッショナルなラミネート加工サービスの紹介
ラミネート加工をプロの手に任せたい場合、以下の専門店がおすすめです：キンコーズ、アクセア、カメラのキタムラ。
これらの店舗では、お客様が持ち込んだ資料に対して高品質なラミネート加工サービスを提供しており、それぞれの店舗が持つ独自のサービス内容を詳しく紹介します。
キンコーズのラミネート加工サービス詳細
キンコーズは、主に関東地方を中心に事業を展開しており、関西や北海道へのサービス拡大も進めています。
将来的には更に多くの地域での展開が期待されます。
特に注目すべきは、オンラインでもラミネート加工の注文を受け付けている点です。
キンコーズでのラミネート加工サービスは以下の通りです：
対応サイズ: A4/A3/A2/A1/A0、B5/B4/B3/B2/B1（小さいサイズも対応）
最短納期: 1時間から即日、翌日受け取り可能
料金例: 標準加工 A4サイズ 350円、抗菌ラミネート A4サイズ 480円
キンコーズでは、特に衛生面が重要な飲食店や医療業界に適した抗菌ラミネート加工も行っています。
ただし、商品代金とは別に持ち込み加工サービス料として1オーダーあたり2200円が必要ですので、その点を考慮した上で利用すると良いでしょう。
アクセアのラミネートサービスの特徴
アクセアは、全国に店舗を構える印刷業者で、ラミネート加工の種類が豊富なのが特長です。
価格は他の業者と比較して少し高めですが、それに見合った多様な加工オプションを提供しています。
アクセアのラミネート加工サービスは以下のようになっています：
対応サイズ: A2/A1/A0、B3/B2/B1/B0
最短納期: 3時間から選択可能、枚数によって時間が変わる
料金例: 厚手マット紙 B3サイズ 1360円、フォト光沢紙 B3サイズ 1450円
ラミネート加工のニーズに応じて、アクセアを選択すると良い結果が得られる可能性が高いです。
カメラのキタムラにおけるラミネート加工オプション
カメラのキタムラは全国47都道府県に店舗を持つ大手写真プリントサービス会社です。
写真プリントが主なサービスでありながら、ラミネート加工も有料オプションとして提供しています。
ただし、持ち込みによるラミネート加工は行っていないため、この点は特に注意が必要です。
カメラのキタムラでのラミネート加工サービスは以下の通りです：
対応サイズ: 写真L/2L/六切/A4/四切/ワイド四切など
厚み: 35ミクロン・100ミクロンの2種類
最短納期: 工場に発送する場合、約1週間程度（店舗による納期の違いあり）
料金: サイズや店舗によって異なる
カメラのキタムラでは料金や納期が店舗によって異なるため、事前に確認することが推奨されます。
詳細な店舗情報やサービス内容は、公式ウェブサイトで容易に確認することができます。
印刷とラミネート加工を同時に行うための推奨サービス
印刷物とラミネート加工の両方を一度に行いたいとき、特に便利なのがいくつかのネットベースのプリントサービスです。
例えば「ラクスル」、「ラミネートオンライン」、「プリントネット」などがあり、これらはインターネット経由で簡単に注文が可能です。
これらのサービスの価格は1部あたり100円から300円程度とリーズナブルで、しかし注文から完成までには2、3日の時間がかかることが一般的です。
大量のラミネート加工や高品質な仕上がりが必要な場合には、これらのサービスが最適です。
ただし、少量の注文やすぐに必要な場合には、自分で作成する方法がより手軽である可能性があります。
ラミネート加工が可能な場所のまとめ
この記事では、様々なラミネート加工が可能な会社をご紹介しました。
多くの企業が持ち込みでのラミネート加工サービスを提供しており、その多くが全国に店舗を展開しています。
もし自宅の近くにそういったサービスを提供する会社があれば、ぜひ利用してみる価値があります。
また、自分でラミネート加工を行う方法もあります。
この方法は少し手間がかかるかもしれませんが、費用を抑えたい場合には非常に有効です。
自分でのラミネート加工を試してみるのも、コスト削減と手作りの楽しみを得られる良い方法です。
特に緊急の場合や少量の場合には、自作が一番手軽で速やかな解決策となり得ます。
